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活動状況

学術振興事業

(1) 理工学研究者に対する研究費の援助
 現在までの過去10年間に、慶應義塾大学理工学部鈴木秀雄准教授の「応答局面法および多目的最適化手法を用いたロバスト設計に関する研究」ほか53件に、総額 48,000,000円を援助しています。また、平成10年度から理工学系若手研究者が企画し主催するセミナー等の開催経費に14件総額 3,247,259円の援助も行っています。

(2) セミナーの開催
 我が国の科学技術の発展・普及をはかると共に、賛助員会社の日ごろの恩顧にも報いるため、昭和57年から「現代科学・技術の最前線」を統括テーマとしたセミナーを年数回のペースで開催しています。

第107回◆2007年2月
再生医療技術の最新動向
 −最新の医工学融合分野−
コーディネーター
(財)慶応工学会参事      
笠 井  浩
(1) ティッシュエンジニアリングからオルガノイエドエンジニアリングへ 東京大学大学院医学系研究科
疾患生命工学センター教授   
牛 田 多加志
(2)再生医工学の今後の展望 物質・材料研究機構 
生体材料センターフェロー
センター長          
石 立 哲 也
第108回◆2007年2月
化粧品に込められた最先端技術 コーディネーター
慶應義塾大学理工学部教授  
西 山  繁
(1)アンチエイジング化粧品の現在と未来 Mカネボウ化粧品
基盤技術研究所        
井 上 紳太郎
(2)香りの知られざる働きとその魅力 Mカネボウ化粧品
製品開発研究所主席研究員    
駒 木 亮 一
第109回◆2008年5月
アンチエイジング医学入門
−老化に対処する最前線からの話題−
コーディネーター
(財)慶応工学会常任理事兼
西 山  繁
(1)アンチエイジング医学のサイエンス 慶應義塾大学理工学部教授 坪 田 一 男
(2)アンチエイジング医学と老化診断ネットワーク 同志社大学生命医科学部アンチエイジング
リサーチセンター教授     
米 井 嘉 一
第110回◆2009年1月
暮らしと健康、医療の水準を高める化学
−あなたを守る化学、その最前線からの話題−
コーディネーター
慶應義塾大学理工学部教授   
川 口 春 馬
(1) 暮らしを豊かにする薄膜 慶應義塾大学理工学部教授 白 鳥 世 明
(2)暮らしと健康、医療に貢献する化学センサー 慶應義塾大学理工学部教授 鈴 木 孝 治
第111回◆2009年2月
暮らしと健康、医療の水準を高める材料工学
−治療に用いられる医用材料の表面処理−
コーディネーター
慶應義塾大学理工学部教授   
小 茂 鳥 潤
(1)ダイヤモンドライクカーボン(DLC)を使った
ポリマーの機能化  
慶應義塾大学理工学部准教授 堀 田  篤
(2)金属系生体材料のための簡便な表面改質 慶應義塾大学理工学部教授 小 茂 鳥 潤



2.国際交流事業

 ここ数年来、理工学系若手研究者の国際学会における積極的な研究発表が目立ちます。学術の国際交流を促進するため、本会は修士課程の大学院生も含む若手理工学系研究者の国外出張に援助金を支給しています。10年間に793件、総額74,647,034円を数えました。なかでも本援助を受けて、研究成果の発表に国外へ出かけた大学院修士・博士課程の学生は延べ444名にも達しています。また、外国人学者招聘に要する経費の援助も行なっており、この10年間に9件、790,383円が支給されました。



3.育英奨学事業

 現在、平成11年度から念願であった奨学金の拡充を実施し、東京都・神奈川県・北海道の4大学5研究科の外国人留学生(毎年1〜2名)を含む大学院生17名に年額36万円の奨学金を給付しています。
特に留学生より学費の支弁は困難と言われる中で喜ばれています。平成21年からは、博士課程の大学院生を対象に(平成21年は3名)特別育英奨学金(年70万円)も給付しています。また、毎年の慶應義塾大学卒業式に際し、学業成績、人物ともに優れた学生7名に「慶応工学会賞」として賞状並びに記念品を授与して表彰を行なっています。



4.委託研究事業

 本会の設立以来、これまでに3,500件 (2008年度末) を超える委託研究(共同研究も含む)を受託していますが、設立当初に比べ事業規模は拡大されています。下記のグラフは最近10年間の年度別契約の研究費合計額と合計件数の推移を示したものです。受託している研究の研究テーマとその研究担当者の一部は、下記の通りです。(五十音順)
 

研究者担当 研究テーマ
准 教授 青木 義満 RTフィルム画像の観察条件の適正化
信号処理技術を用いたエネルギー計測システムに関する研究
教授 天野 英晴 メディア処理向けSoCにおけるマルチコアアーキテクチャについての研究
教授 飯田 訓正 燃料濃度・温度不均一性を利用したHCCIエンジンのロバスト性確保に関する研究
HCCIエンジンの燃焼安全向上に関する研究
専任 講師 稲田 周平 RFID技術を利用した生産情報システムの研究開発
教授 岡田 謙 一 香りの動的発生方法に関する研究
セキュリティ応用技術の研究
モバイルネットワークでのネットワーク安全性評価サービスに関する研究
教授 岡田 有策 医療機関におけるヒヤリ・ハットデーターの傾向分析と評価
医療事故防止対策の研究
医療事故防止対策作成の研究
小田急電鉄におけるヒューマンエラー・マネジメントに係る調査
ヒューマンエラーマネジメント意識調査
医療安全活動の支援
ヒューマンエラー防止に関する研究
教授 小尾 晋之介 タービン最適設計技術の研究
教授 金沢 孝 データ及び情報処理システム(例:生産管理システム、設計管理システム、など)の分析と開発
APの需給方式の最適化、および、海外系を中心とする生還管理(場内・場外物流/生産計画)の分析と改善
生産管理効率化と生産性向上を目指した生産情報システムの開発
教授 須貝 威 微生物酵素反応を活用する有用物質の合成研究
教授 鈴木 哲也 多元素系PVD膜の研究と応用
大気圧プラズマ法による立体物への薄膜コーティング技術に関する研究
DLCコーティングの医療機器への応用研究
Si添加およびY添加多層皮膜の構造解析、酸化特性メカニズム調査
大気圧プラズマCVDによるDLC薄膜研究
准 教授 堀田 篤 環境調和技術による高分子材料の機能向上
環境調和技術による高分子材料の機能向上
(高分子材料の表面改質技術に関して)
教授 村井 純 ネットワーク相互接続に関する研究
大規模広域分散環境の構築に関する研究
大規模広域分散環境の構築に関する研究、及びネットワーク相互接続に関する研究
高級情報インフランストラクチャの構築に関する研究
教授 山本 喜 一 インテリジェントユーザーインターフェース用ソフトウェアプログラムの開発
教授 吉澤 正紹 微粒子の運動に及ぼす静電場の影響




5.事務受託事業

 現在、事務受託しているものは「経済性工学セミナー」です。このセミナーは、これまで30年以上にわたって一般企業の社員を対象に毎年1回開催されています。本会は参加者の募集、会場設営、経費の支払業務等、いわば裏方の仕事を担ってセミナーの円滑な運営をサポートしています。


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